訓練会「さくらんぼ会」西田安子さんのはなし

北部地域にも福祉の拠点が欲しいと昭和55年秋、団体から市へ要望書が提出されたことを機に、緑区社会福祉協議会のご指導のもと、緑区心身連での取り組みが始まりました。

建設委員会では、バスを仕立て再三見学会を行い、会合を重ね、課せられた資金負担金は広報活動も兼ね、街頭募金を行い調達しました。利用団体の要望をよく聞き取って頂くなど、社会福祉協議会の皆様には大変お世話になりました。また、十日市場地区自治会の皆様に大変ご理解いただき順調に建設が進み、横浜市8館目の活動ホームが誕生しました。

​

こうお話ししてくれて、みどり福祉ホームの運営委員、理事も長年務めていただいていた、訓練会「さくらんぼ会」の西田安子さんが、平成28年、お亡くなりになりました。本当に長い間一生懸命みどり福祉ホームと「さくらんぼ会」の子供たちとお母さんたちのために尽くしていただきました。私、みどり福祉ホーム所長荒木も、若くて頼りない（今でも頼りないですが）頃、西田さんが会議で近くにいてくれるだけで心強かったです。訓練会と通所でいろいろな調整をするときも、西田さんを通して話せばなんとかなると思っていました。本当にさみしいですが、ゆっくり安らかにお休みください。

​